灯火。
わたしは浅はかだから終わってしまったり失ってしまった後に
物事の大切さに気付く事が多い。
失ったからこそ気付く事ももちろんあるけれど、それは結局
綺麗事でしかない。
いくら頑張ったところで希望なんて…光なんてあるわけがない、と
心の奥底ではわかっている。
それでも信じてわたしはわたしの道を行く。
わたしが一番恐いのはわたし自身で、今もすごく恐い。
それでも逃げずに立ち向かうしか選択肢はない。
それが誰かの勇気や希望に繋がると願って。
その声はしだいに小さくなっていったが
けっして消えることはなかった。
今は届かなくてもいつかは必ず…その声は届くはず。
『わたしの道標は結局、誰かの道標になる事…なのかもしれない』