あの頃、なりたかった自分に。

先日、知り合いからピアスを譲り受けました。



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このピアスにはとても大切な思い出があって
ピアスホールを始めて開けた時も思い出したのは
このピアスの事でした。


そんな思い出のピアスが今わたしの手元に
やってくるとは、、時の流れを感じると共に
これを贈って下さった方に感謝するばかりです。

わたしは、直球で可愛い物よりも一癖あるような
物を可愛いと思うタイプなので、似合わないかも
と思いましたが、付けてみたら自然としっくり。

ロングヘアーだったら可愛いが強調されてしまう
かもしれないけれど、ショートヘアーのわたしには
適度に甘さをプラスしてくれてちょうどいい。

たぶん、今まで付けてきたピアスの中でも
1、2を争うぐらい似合うと思います。


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思えば今まで、人と自分を比べて卑屈になる事
ばかりで自分を肯定する事は一切なく生きてきた
ような気がします。

『もっと、○○だったら』と思う事ばかりで
自分自身の価値や良さを自分が一番わかって
いなかったような気がする。自分が嫌いなわけ
ではなないんですが、自分なんて、、と思う事は
多々ありました。


わたしが断捨離を始めて物が少ない生活に
憧れたのはお金の為でもファッションの為でもなく
自分自身を変えたかったから、なんですよね。

物を減らした今、それが叶ったかどうかは
わからないけれど、なぜ物を減らすのか?
その理由が明確に理解出来ていなければ同じ
なんだよなぁ、と最近気付きました。

それでも物が溢れていた時よりは今の方がいい
と、そこははっきり言えます。


でも、わたしが目指しているのはその更に先で
物を減らしたのは通過点に過ぎないんだな、と。
本当の意味でそれを理解出来るようになって
きました。


ピアスを受け取って、自分の中の変化というか
変わらないものと変わったものが段々明確に
なってきて、もっと自分を大切にしよう。
今、自分の手の中にある物事こそ大切にしよう。
と考えさせられました。

生きていると色んな問題に突き当たって
答えを追い求めてあがいてしまうけれど。

つくづく思うのが、結局のところ自分が納得できる
答えは自分の中にしかないし、自分の中で
見つけられない時は忘れてしまっているだけ
なのかもな、と。

もちろん、誰かの影響を受ける事もしばしば
あるけれど答えを決めるのは自分自身。

誰かが決めた勝ち負けのものさしなんて無視して
もっと自分本意になっていいんだ、と思う。

そう、自分に言い聞かせていますw




このピアスに憧れ、ときめいていたあの頃。

あの頃、夢見ていた自分に今なれているのかは
わからないけれど、今が今で良かったと思う。

そう思えるって事は半分ぐらいはなりたかった
自分になれているんだろう。

もっと、自分に自身を持って生きていきたいなぁ。